家族の想いと資産を守る
相続固定資産税コンサルタントの杉森真哉です。
今回の固定資産税Q&Aです。
「この度、お隣の土地を購入することになりました。
お隣とは言っても、かなり特殊な土地で、お隣さんの土地にも関わらず、ウチの土地からしか出入り出来ない土地だったのです。
そんな土地を購入して、これから整地をする予定ですが、固定資産税は上がりますか?
役所の方は見に来るのでしょうか?
変に手を入れて税金が上がるか心配です。」
では答えて行きましょう!
結論から言うと、税金は上がる可能性はあります。
というのは、お隣さんの土地は相談者の土地からしか出入りできないということですから、これまでが道路に接していない土地として評価されている可能性があるからです。
もし今回相談者の土地と一体になったら、税金は上がるはずです。
あと、必ずチェックして欲しいことがあります!
それは。。。
お隣さんの土地の課税明細書を必ず確認して下さい。
何故か?
先ほど、お隣さんの土地は道路に接していないので、道路に接していない土地の評価のはずです。
でも役所が見落としていて、道路に接している土地の扱いになっているかもしれないからです。
土地と道路は空から接しているように見えても、現地では高低差があって行き来できないという土地は、稀に役所が地図上でしか判断していない場合があるのです。
そうすると、道路に接している土地の扱いになって、もしかしたら高い評価になっているかもしれないのです。
もし間違っていたら、還付を受けられます。
あとは別な話ですが、税金を上げない方法もあります。
それは。。。
特に整地をしないことです。
もしお隣の土地との間に塀やフェンスがあっても、壊さないことです。
壊さなければ、お隣の土地は道路に接していない土地になるので、これまでと同様に安い税金が継続されます。
でも整地した方が安くなる場合もあるので、これは専門家への確認が必要です。
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